有名CMのタケモトピアノ、どんな企業?
皆まーるくタケモトピアノ〜♪ 電話してちょーだい〜
↑このフレーズで有名なCMご存知ですよね?
まずはタケモトピアノさんの歴史を紹介していきましょう。
1970〜80年代は日本の高度経済成長期でピアノが弾けなくても「ピアノが一家一台」が当たり前だったそうです。
しかし、1980年代を最後にピアノブームが去ったそう。
大阪府堺市堺区に本社を構えるタケモトピアノは1979年に創業を開始しました。
創業者の竹本功一さん(現会長)がアメリカのガレージセール(個人が中古品を販売するための非公式イベント)をヒントに日本の高品質なピアノを買い取ることを始めました。
査定や積み込みは迅速丁寧をモットーに行われます!
そして工場に運ばれた中古のピアノは専門スタッフにより見た目から音色まで新品同様に仕上げられます。
タケモトピアノは買い取ったピアノを東南アジアの貧しい幼稚園や小学校にピアノを送るボランティアをしていたそうです!
今もタケモトピアノは買い取ったピアノを100%海外輸出しているとのこと。
では、あの超ロングセラーのCMについて
。
タケモトピアノの二本のCMは2000以来今まで(2020年現在)放送されています。なぜ新しいCMを作らないのかそれには意外な訳がありました。
当時竹本功一社長は小さな会社の社運をかけてCMを制作しました。CMの放送後、意外な噂が広がったのです。それは「泣いていた赤ちゃんが泣き止む」といった噂でした。実際試してみると本当に泣き止んでいたそう。その噂が瞬く間に広がり雑誌ではベビーの好きな音1位にまでなり15秒間のCM2本を30分間ループするCDまでつくりました。オリコン最高位は7位。異例の反響を生んだおかげで新しいCMは不要となりました。
いかがでしたでしょうか?
タケモトピアノはピアノを復活させ、貧しい外国の国も興すとても素晴らしい企業ですね。